毎週水曜 22:00~22:25放送
金継ぎ
2025年12月10日放送
今回は石川県の金継ぎ
なんと!歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんが、愛用の欠けた茶碗を持参して登場!
愛さんと共に金継ぎの極意を教わりながら、茶碗の修理に挑みます。
金継ぎは、割れた陶磁器を漆で接着し、金で装飾することで「新たな芸術」として価値を見出す匠の技。
江戸時代では金継ぎを施すことで「むしろ価値が上がる」ほど、人気だったそうです。
そんな金継ぎを教えてくれるのは、金継ぎ工房の八木茂樹さん。
代々「漆塗り」の仕事をされている家系で現在は、ご両親が漆の塗り、茂樹さんが金継ぎを担当しています。
果たして金継ぎの極意とは!?
そして菊五郎さん愛用の茶碗は直るのでしょうか!?
さらに、歌舞伎という伝統を受け継ぐ菊五郎さんが、金継ぎを通して感じた伝統と未来とは!?




漆を使った器の修理は、縄文時代から行われていたとされ、当時は「漆継ぎ」と呼ばれていた。
金粉が使われ始めたのは「室町時代の茶道がきっかけ」という説が有力で、特に盛んになったのは戦国時代以降。
戦国武将たちは権力争いに明け暮れる一方で、陶磁器などの美術品にも関心が高まり、江戸時代では金継ぎをすると、むしろ「価値が上がる」ほど人気だった。
日本有数の漆器の産地・山中温泉で、ただひとり金継ぎを専業とする職人。
輪島漆芸技術研修所で2年間漆の基礎を学んだのち、山中温泉に戻り、地元の職人に弟子入り。
以降、伝統の漆の技術に加え、独自の技を磨きながら、依頼人の想いに寄り添う金継ぎを続けている。
いざなぎ流舞神楽
2025年3月5日放送~3月12日放送(全2回)

この番組は、読売新聞社が取り組む伝統文化振興プロジェクト「Action!伝統文化」と連携しています。
原材料や後継者の確保が難しくなっているという工芸や芸能等の深刻な現状を静観せず、その魅力を発信し、幅広い伝統文化の振興策が展開されることを目指して、企業や自治体などと連携し『行動を起こす』のが「Action!伝統文化」です。
詳細や今後のイベント予定については公式HP(https://dentou.yomiuri.co.jp/)からご確認ください。
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