毎週水曜 22:00~22:25放送
硯②
2026年3月11日放送
今回は先週に引き続き硯。
古来中国では、硯は「剣や宝石にも勝る権威の象徴」と言われていました。
その製作から修理・復元までを一手に担う、日本唯一の製硯師・青栁貴史さん。
これまでに紫式部や夏目漱石が使った硯を再現してきました。
そんな青栁さんが今、取り組んでいるのが弘法大師・空海が作ったと言われる硯の再現!
実は日本では、もともと「陶器の硯」が使われ、中国から伝わった「石の硯」が、いつ頃から使用され始めたのかは、はっきりとは分かっていません。
そうした中、高知大学・海洋コア国際研究所客員助教の中山健さんが、西暦806年、空海が遣唐使として中国から帰国した際に、「石の硯の技術」を持ち帰ったという伝聞資料を発見!
空海は帰国後、「高知県の室戸」で修行したと伝えられています。
さらに空海が修行した室戸に江戸時代まで「硯が浦」と呼ばれていた海岸を発見!
そこで、空海が実際に「硯が浦」の石で硯を作れたのか検証するため、青栁さんに硯作りを依頼しました。
まず青栁さんがプロトタイプを作り、その後、技術伝承のために、弟子である杉浦製筆所の杉浦航平さんと共に製作を進めます。
そしてついに、空海が日本に伝えた可能性があるという、室戸の石で作った硯が完成!
果たして、その姿とは!?




硯
2026年3月4日放送~3月11日放送(全2回)

この番組は、読売新聞社が取り組む伝統文化振興プロジェクト「Action!伝統文化」と連携しています。
原材料や後継者の確保が難しくなっているという工芸や芸能等の深刻な現状を静観せず、その魅力を発信し、幅広い伝統文化の振興策が展開されることを目指して、企業や自治体などと連携し『行動を起こす』のが「Action!伝統文化」です。
詳細や今後のイベント予定については公式HP(https://dentou.yomiuri.co.jp/)からご確認ください。
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